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今回はボクが実際に育休を取った感想と、男性の育休取得に対する批判に反論する答えの話をしたいと思います。
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1.ボクが育休を取った感想は・・・
2.育休が出世に影響するのか?
3.育休中のお金の心配は?
4.批判に反論する答えとは?
5.まとめ
[author_box label=この記事を書いた人]
1.ボクが育休を取った感想は・・・
率直に言うと
育休を取ってよかった!!
です。
ではなぜ育休を取ってよかったと思うのか?
順に説明します。
育休を取ってよかったと思う理由①
嫁さんを心身ともに支えられた
一番にあげたいのはこれです。
妊娠・出産を経た女性は、心身共にボロボロの状態です。特に産後は全治1~8か月の重傷を負った状態とも言われています。
かつ出産によりホルモンバランスが崩れてメンタル的にもボロボロ・・・そんな状態で、夜泣きをはじめとした赤ちゃんの対応に追われるんです。
妊娠・出産は男性には出来ませんが、育児・家事は男性にも出来ます。
育休を取れれば、常に嫁さんに寄り添うことで心のケアも出来ます。
ボクは産後~4か月間育休を取りましたが、夜泣きが落ち着くまでのこの期間に育休を取れたことで、嫁さんを心身ともに支えて上げられたので、本当に良かったと思いました。
育休を取ってよかったと思う理由②
赤ちゃんの成長を見逃すことなく立ち会えた
これも育休を取る事による醍醐味の一つですね。
お腹についていたへその緒がポロっと取れたり、徐々に見えてくるお目目でボクの姿を追ってきたり、泣いてばかりだったのにニッコリ笑うことを覚えたり。
赤ちゃんのことに一喜一憂していた育休期間を、今では微笑ましく思います。
こういった小さな成長を見逃すことなく確認できるのも、育休を取ればこそです。
育休を取ってよかったと思う理由③
今までの自分と向き合える
これはボクだけかな?
育休中は育児家事に専念するので、慣れてしまえば自分の時間を持つことも出来ます。
社会人になってから4か月も仕事をしなかったことは無かったし、これからもそうそう無いでしょうから、自分を見つめ直す良い機会となりました。
今の仕事を定年まで続けるだけでも素晴らしい人生だけど、それに加えて、何かプラスαを加えたいと思いました。
僕にとってのプラスαがこのブログです。
ボクの経験が今後、育休を取る男性の力になればと思い、ろくに出来なかったタイピングの練習から始めました(笑)
このように新しいことを始めるキッカケとして、育休期間を過ごせたのも良かったと思えることの1つです。
育休を取ってよかったと思う理由④
料理のレベルが上達した
育休中の4か月間、三食全てボクが作りました。とは言っても、料理が好きでも得意でもありません。
嫁さんに体力回復に専念してもらいたいと思い、ボクが担当することにしました。
今の世の中って本当に便利で、youtubeを見れば包丁の使い方などの基礎を学べるし、クックパッドなどを開けば沢山のレシピを見ることができます。
ボクも抱っこ紐で赤ちゃんを寝かしつけながら、クックパッドで今日の夕飯は何にしようかなーと調べていたものです。
我が家は共働きなので、今までも料理はしていました。
しかし休みの日にちょろっと料理するのと、4か月間料理し続けるのとでは、上達の具合が全然違います。
今後長い夫婦生活を考えても、育休中に料理が上達したのは良いことだと思います。
当時の詳しい話はこちらを。
育休中に料理のレベルアップ!育休開始3ヶ月間はポンコツが3食料理する
育休を取ってよかったと思う理由⑤
ちょっとした優越感に浸れる
これもボクだけかな!?(笑)
増えてきたとはいえ、男性が育休を取るってまだ珍しいことですよね。
そんな中、育休を取った自分すごくない?!ていう優越感です(笑)
こんな小さな優越感に浸ることなく、男性の育休が当たり前の世の中になってほしいなと思います。
育休を取ってよかったと思う理由⑥
嫁さんが出世した
嫁さんが出世したのは嫁さんが仕事を頑張ったからです。
しかし仕事を頑張るためには、パートナーのサポートが必要不可欠です。
ボクが育休を取らなければ、嫁さんは仕事をやめて育児に専念していた可能性もあります。そうなっていたら、もちろん出世することもありません。
そう思うとボクが育休を取る事で、嫁さんが仕事を続けることが出来て、その結果出世できたとも考えられます。
結果的にアップした世帯収入を我が子の為に使えるので、こういった意味でもボクが育休を取ってよかったなと思います。
2.育休が出世に影響するのか?
育休が出世に影響するか?
育休を検討している方は、こちらも気になりますよね。
これは正直会社によるとしか言えません。育休を取った人がどんな法律でどのように守られているか、それを踏まえた上での現状は↓をご覧下さい。
【必見】男の育休が出世に影響するかがわかる。法律的には?実際は?
こんなボクでも復職後に出世できてるし、うまく育休取れたなーと自負しておりますd( ̄  ̄)
うまく育休を取るために必要なことは、
を見てみて下さい。
3.育休中のお金の心配は?
育休中の家計も、主な心配のひとつですよね。
でも育休中のお金の心配は、工夫をすれば何とでもなるかと思います。
育休中は給料が全くでませんが、代わりに育児休業給付金が支給されます。
それに加えて税金保険が支払い免除となるので、ボクに関して言えば月額に換算した手取り額は働いている時とあまり変わりませんでした。
まあお小遣いは減らすことになりましたけどね・・・
でも基本的には家にいて、お金を使う機会も減るので、お小遣い減らしても問題ありませんでした。
ちょっとした節約や家計の見直しなどをすれば、育休中も問題なく過ごせるかと思います。
詳しくは
育休中の税金・保険料の支払い免除|住民税以外は払わないでOK?!
も覗いてみて下さい。
4.批判に反論する答えとは?
男が育休を取る必要があるのか??
それにキミの穴埋めをする同僚への配慮はないのか!!?
なんてことを言われたらどうしよう?
こんな心配をしている方、多いんじゃないでしょうか?
こんな時は、男性が育休を取ることによる好循環を説明しましょう。
2.女性の負担が減る→女性が働きやすくなる
3.女性が働きやすくなる→労働者が増える
4.労働者が増える→人手不足解消
5.人手不足解消→新たな利益を獲得できる企業増+労働者からの税収増による社会保障の充実
だから
に繋がるということ。よって男が育休を取る理由は大いにあると言えます。
儲かる企業が増えようが何だろうが、うちの会社の利益が下がっちゃ困るんだよ!!
いやいや待ってください。
男性が育休を取った会社は利益が落ちるんですか?
育休を取った人の仕事は、誰かしらに穴埋めさせてませんか?
それならば会社の利益は落ちませんよね?
育休は労働基準法で認められている労働者の権利です。
その権利を行使した結果生まれた問題は、国もしくは会社が対応するべきです。
育休を取った際に生まれる問題とは、誰かが仕事の穴埋めをしなければならない、ということだと思います。
これ自体は避けられないことであり、零細企業にとっては致命的なものになりかねません。
しかし大企業や中小企業であれば、誰かが穴埋めをするということになるはずです。
それならば、穴埋めをした社員に対して手当を支給すべきだと思います。会社にはそれができる経済的余裕があるんです。
その理由と手当の詳細については【提唱】育休を取らない人にも手当を!育休が喜ばれる制度を作ろうをご覧ください。
まとめると
→なぜなら好循環により新たな利益を獲得できる企業が増えたり、女性が働くことによる税収が上がって社会保障の充実に繋がるから
→なぜなら育休は国が認めた労働者の権利であるから、その結果生まれた問題は国もしくは会社が対応すべき。権利を行使しただけなのだから、育休取得者は何も悪いことをしていない。
このように反論しましょう。
5.まとめ
・ボクは育休を取ってよかったと思う。その理由は6つある。
・育休が出世に影響するかは会社によって変わる。詳しくは別記事参照。
・工夫をすれば育休中のお金の心配は必要ない。詳しくは別記事参照。
・男の育休は必要なものであり、同僚への配慮は国もしくは会社がすべき問題(詳しくは別記事参照)
大体こんな感じです。
これから育休を取りたいと思っている方は、実際の感想と合わせて、アンチ育休に対しての反論も知りたいじゃないかと思って、同じ記事にまとめてみました。
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