本気で育休取ろうとしてる?
どうも!ポンコツパパです!
最近男性の育休について取り上げられる機会が増えましたよね~・・・
って言い始めてから随分時間が経っている気がします(;´Д`)
実際男性の育休取得って増えてるの?!って思いませんか?
メディアに取り上げられる機会こそ増えたものの、どうにも男性の育休取得者が増えているとは思えませんね~。
増えているのは一部の企業だけで、大抵は「男の育休」と聞いただけで
そんなん無理無理
うちの会社が取れるわけないじゃーん
て思っちゃうんじゃないでしょーか!?(笑)
今回はなぜ男性が育休を取れないのか?についてポンコツなりの見解を発信したいと思います。
育休取得者数の推移と現状
厚生労働省HPによりますと、男性の育休取得率は
% | H22年度 | H23年度 | H24年度 | H25年度 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 |
男性 | 1.38 | 2.63 | 1.89 | 2.03 | 2.30 | 2.65 | 3.16 | 5.14 | 6.16 |
女性 | 83.7 | 87.8 | 83.6 | 83.0 | 86.6 | 81.5 | 81.8 | 83.2 | 82.2 |
これを見るとH29年度から、男性の育休取得率が上がっているのがわかりますね。
上がっていると言っても微々たるもので、わずか5.14%。
子供が産まれた男性の内、5%ちょっとしか育休を取得していないんです!
対して女性は80%以上をキープ。
この差は一体何なんだ?
改めて掘り下げてみたいと思います( ̄^ ̄)ゞ
原因1 気持ちの問題
育休を女性が取って、男性が取れない原因とは何でしょう?
これボク真面目に考えたんですけど、気持ちの問題って大きいと思うんですよね。
精神論を語るつもりはありませんので最後まで読んで下さいね(笑)
というのも、ボクも最初はそうだったんですけど、育休は女性が取るものと漠然と考えていたんです。
妊娠して産前休暇に入って出産して。
産後休暇を経て育休を取る。
妊娠も出産も育児も、全て嫁さんがやってくれるものと考えていたんです。
その間、嫁さんのキャリアが止まってしまうことなど想像もせずに。
ボクと同じように考えていた男性って、かなりの人数いるんじゃないですかね?
当然意識が高く、育休を取ろうと考えていた男性もいるでしょう。
しかし大半の男性は、自分が育休を取るなんて考えていないんじゃないでしょうか?
育休を取るための努力はしたくない、そもそもめんどくさくて考えたくもない・・・なんて人も多いと思います・・・
ドキッとした人いますか?(笑)
このページに辿り着いた人でドキッとする人はいないかな( ̄▽ ̄)
そもそも取ろうと思わないんだから、育休を取れる訳ないんです。
育休に関する制度を整えていない会社や、制度はあるけど育休取得者を支える体制の無い会社は沢山あります。
でもその中で本気で取ろうと思えば、出来ることってあると思うんです。
環境や状況のせいにせず、まず自分の出来る事は何かを考えてみて下さい。
誰よりも大切な嫁さんの為に、まずは気持ちから変えていきませんか?
原因2 出世に響くから
男性が育休を取るにあたって、まず二の足を踏む原因が出世に響くからでしょう。
育休を取るということは、会社を休み仕事をせずに、育児に専念するということです。
当然育休中は評価の対象外となり、育休を取る期間が長ければ長いほど、その影響は大きくなる可能性があります。
(制度のしっかりした会社では出世に影響しなくても、まだまだそんな会社は少数なのが現状です)
せっかく築いたキャリアをストップもしくは壊してまで、育休を取る必要があるのか?
働いてお金を稼ぐことで家族を支えるのも、とても大切な事です。
ここは考え方が分かれるところで、夫婦でよく話し合って決める必要があります。
でもここで1つ考えて頂きたいのは、女性は子供を産む事で例外なくキャリアをストップもしくは壊してしまう、という事です。
産前休暇と育休の取得は任意ですが、産後休暇(8週間)は法律上、必ず取らなければいけない休みです。
だから女性はどんなに短くても産後8週間はキャリアがストップするんです。
ボクの嫁さんは仕事を生きがいとし、働いている方がキラキラするような人です。
しかしそんな嫁さんも、産前休暇から始まり、育休から復職するまでに1年以上キャリアをストップさせる事になりました。
子供を産む為にキャリアをストップさせ、妊娠、出産で心身共に大変な思いをする嫁さんの事を考えたら、育休ぐらい一緒に取りたいなと思いました。
ボクは産後すぐから4か月間、育休を取りました。
今思えば、夜泣きでしんどかった産後すぐの時期に育休を取ったので、嫁さんの体力回復に役立てたと自負しております( ̄^ ̄)ゞ
ボクの場合は育休から復職後も、昇級昇格に影響するということはありませんでした。
しかしまだまだ男性の育休の普及していない現在の日本では、出世に影響を与えることは充分に考えられます。
男性の育休が出世に影響するか?法律で守られてないの?!
と疑問に思った方はこちらもご覧下さい(^^)/
【必見】男の育休が出世に影響するかがわかる。法律的には?実際は?
原因3 お金の事が心配で・・・
ご存じの方も多いかと思いますが、育休中は給料が発生しません。
1円も出ません!!
まあ働いてないんだから当たり前っちゃ当たり前か(笑)
「我が家は家計が苦しいから」
「俺しか働いてないから給料なくなったら困る」
と考えて育休取得を諦めてしまう男性も多いんじゃないでしょうか?
でも
でも
諦めないで!!(真矢〇き風)
ボクも当初は
「給料出ないんじゃ、働いていたほうがいいのかな?」
なんて思いました。
しかし給料は出なくとも、雇用保険から給料補償が貰えるんです(^O^)/
俗にいう育児休業給付金というものです。
育児休業給付金は、額面給与の50~67%が補償されます。
育児休業給付金について詳しくはこちら!
育休手当を徹底解説!計算方法は?いくら貰えるの?いつ振り込まれるの?
実際に育休を取った身としては、額面給与の67%補償されていたので、「こんなに貰えるの?!」って感じでしたね(´∀`*)ウフフ
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しかも育休中は住民税以外の税金保険が、全て支払い免除になるのでなんなら働いている時より貯金出来ました(;^_^A
育休中の税金保険料の免除について詳しくはこちらでご確認を!
育休中の税金、保険料の支払い免除|住民税以外は支払わないでOK?
でもこんなこと世間には、あまり知られていないですよね。
TVのニュースでもこういった有益な情報を、沢山流してほしいですよね( ̄ー ̄)
お金で心配している方は、あんまり気にしなくてもいいと思いますよ(^^)
ある程度の貯金は必要ですが、正直全然生活していけますから。
原因4 男は働いて女は家庭を支える、という文化
ポンコツなりに男性の育休が進まない原因について紹介してきましたが、他にも根深い原因はあります。
それは、男は働いて女は家庭を支えるという日本の文化です。
この考え方が間違っているとは言いませんが、家族の在り方も多様化している現在の日本に最適なものではないと思います。
女性の育休には何も言わない人が、男性の育休に対しては難癖をつけるのは、この考え方が根底にあるからだと思います。
だから男性が育休を取ろうと思ったら、女性が取る時よりも育休に対する意識を強く持って、なぜ育休が必要なのかを説明し、理解を求めるべきです。
周囲からの許容が、男性と女性では段違いですからね。
男性の育休が浸透している会社にお勤めの方は構いません。
しかしまだ男性の育休が浸透していない会社にお勤めの方は、少しでも取りやすくする為に様々な努力をしなければいけません。
育休を取るために、育休に関する情報を入手する、事前に上司に相談しておく、仕事の引継ぎを早めにしておく、などなどやるべき事が沢山あります。
場合によっては人事や組合に根回しをする必要もあるでしょう。
ボクもしましたよ~根回し(笑)
これに関してはこちらの記事も見てみて下さいm(__)m
産前に男がすべきこと
ボクも育休取るまでは、
会社から反対されるんじゃないか?
同僚から文句を言われるんじゃないか?
と心配していましたが、実際取ってみたらなんて事はありませんでした(笑)
今は育休を取れる事も企業のアピールポイントになりますからね。
皆さんも意外とすんなり取れるかもしれませんよ(^^)
最後に
男性が育休を取れない原因を紹介してきましたが、人によっては他に違った原因もあるでしょう。
しかし大事なのは、育休を取るためには行動を起こさないといけないということです。
行動を起こすためには気持ちがないといけません。
だから結局は育休に対して億劫になってる気持ちが、男性が育休を取れない1番の原因だと思います。
要は自分との闘いでもある訳です!
あれ、精神論になっちゃった?
この気持ちを変えるためには、制度や法律を整えて、もっともっと情報を発信しなければいけません。
育休中の手当てが充実している事や、税金保険が免除になる事って知らない人の方が多いですよね。
こういった情報を拡散して、世の中の男性が育休を取った結果、女性がもっと社会で活躍出来る世の中になって欲しいなと、ポンコツは思います。
この記事を面白いなと思った方は、SNSなどで拡散していただけると嬉しいです(^O^)/
長々とお読み頂きありがとうございましたm(__)m