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男性は立ち会い出産をすべきか?我が家の立ち会い出産を振り返る。


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今回は、育休を取る前のお話。

我が家の立ち会い出産を振り返りたいと思います。

我が家は立ち会い出産を希望

頑張っている嫁さんをそばで支えたい!

女性がどれだけ大変な思いをして、出産をするのか見届けて欲しい!

 

という双方の理由があり、我が家は立ち会い出産を希望していました。

 

立ち会い出産が可能な病院でしたが、認めない病院も多くあるそうなので、立ち会い出産を希望している方々は、事前に調べておきましょう。

お医者さんからはまだ先と言われたけど・・・

出産予定日は3月30日でした。

 

気の早いボク達夫婦は、予定日より遅れて産まれたら保育園入れやすいかも?

なんて思っていました(笑)

 

3月22日の妊婦健診では、お医者さんから

「子宮口がまだ全然開いてないから、予定日以降の出産になるかもしれませんね〜」

と言われました。

 

ボク達夫婦は、ラッキー!親孝行な子だねー(^ ^)なんて笑ってました(笑)

 

ところがどっこい出産日は、3月26日。

予定日より4日早く産まれました(^^;)

 

 嫁さんいわく、前日にベランダの手入れで、立ったりしゃがんだりを繰り返したから、ビックリして出てきちゃったのかな?と言ってました。

 

何が原因かは分かりませんが、油断しちゃいけないですね(^_^;)

 

ボクの妹なんて、臨月入ってからカラオケで熱唱していたら、予定日より1週間ほど早く出産となっていました(笑)

本陣痛が来たのは夜中の3時

ボクの2連休の初日の朝3時から本陣痛が始まりました。

前日の夕方からお腹の痛みを感じていましたが、本陣痛か前駆陣痛かの区別がつかず、ボクも嫁さんも確信を持てないでいました。

 

不規則な痛みに耐えながらも、嫁さんは少しだけ眠りました。

もちろんボクは隣で爆睡ですd( ̄  ̄)

 

しかし夜中の3時ごろになってから、嫁さんの様子が変わってきました。

痛みを感じる周期が少しずつ規則的で短くなり、強く痛みを訴えるようになりました。

 

こうなるとボクも隣で寝てる場合じゃありません。

テニスボールで腰をマッサージしたり、陣痛の時間を記録したり。

 

明け方の4時ごろには、15分ごとに痛みを訴えるようになったので、病院に電話しましたが、

「10分切るまでは、病院来てもやることないから、お家で待機していて下さい」

とのこと。

 

そういうもんか?そういうもんなのか?!

まさかの自宅待機を命じられテンパるボク((((;゚Д゚)))))))

痛みに苦しむ嫁さんを見ながら、男の無力さを痛感しました。

 

6時半頃には、どんどん陣痛の周期が短くなり、いよいよ10分を切ったので、再度電話して車で病院に向かいました。

 

いつ破水してもいいように、事前に用意していた、ビニールシートとタオルを助手席に敷いて準備万端。

思いのほか道路が混んでいたものの、20分ほどで病院に到着。

 

痛みで歩くのもままならない嫁さんを支えて、分娩控え室に直行しました。

破水直前に席を外す間の悪いポンコツなボク・・・

分娩控え室に入ったのは7時過ぎ。

8時前には、お医者さんが子宮口を確認し「まだあまり開いてないので出産まではもう少し時間がかかるでしょう」とのこと。

その為ボクは、長期戦を見据えて売店に行き、おにぎりと飲み物を買ってきました。

 

分娩控え室に戻ると、嫁さんが3人の看護師さんと1人の先生に囲まれて、只事ではない様子。

 

旦那さん!奥様破水しました!!

 

・・・

なにーーー?!!

 

いよいよ出産というタイミングで、席を外す間の悪い己を呪いましたが、おにぎり放って嫁さんの元へ駆け寄りました。

あまりの痛みのせいか、今まで見たことのないような苦痛の表情を見せる嫁さん。

そんな嫁さんを見てボクは、遂に出産だ・・・!!と気を引き締めました。

 

そして、先生と嫁さんと共に分娩室へ向かうことになりました。

分娩室に入ってから

手術着のような物は着ず、そのままの服装で分娩室に入室しました。

 

看護師さんからは「汗を拭いてあげたり、うちわで仰いであげたり、手を握って声を掛けたりして、奥様を励ましてあげてください」と言われました。

出来ることが少なかったおかげで、やけに冷静に行動出来てたように思います(笑)

 

「いよいよ出てくるね」

「あともう少し、頑張ろう」

「ずっと隣にいるからね」

「お医者さんいるから大丈夫だからね」

痛みに耐える嫁さんに、答える余裕などありませんが、とにかく声を掛け続けました。

 

激しい痛みに耐えかねた嫁さんは、お医者さんに叫びました。

 

 「もう頑張れません・・・!!」

 

そんな嫁さんの姿は今でも忘れられません。

あんなに辛そうな表情は初めて見たので、嫁さんがこの世から連れていかれてしまうような気がしました。

 

ボクは耐え切れず

 

もう辞めてあげて下さい

 

そう口からこぼしそうになりました。

 

しかし次の瞬間、男性の先生が、嫁さんのお腹をグッと押した瞬間、ズバッ!!と我が子が出てきてくれました。

 

あの時、たった19分間しか分娩室に居なかったなんて、未だに信じられません(笑)

男性は立ち合い出産をすべきか?

今思えば、分娩室で出来ることってあまりなかったかな、と思います。

本当に精一杯、声を掛けることしか出来ませんでした。

 

ですが出産に立ち会って、苦痛に耐えながら頑張っている嫁さんの姿を見たからこそ、心の底から嫁さんを労ってあげようという気持ちが湧いてきました。

 

立ち会い出産なんて絶対したくない!

なんて方もいるでしょうが、ボクは立ち会って良かったと心から思います。

 

ボク個人としては、男性は立ち合い出産をして、嫁さんがどれだけ大変な思いをして出産をしてくれてるのか、を見たほうが良いと思います。

 

ボクは嫁さんのそういった姿を見たからこそ、育休中を含め、産後の嫁さんの身体を思いやることが出来たんだと思います。

 

出産を終えた女性は心身共に消耗しきっています。

そんな時こそ、男性であるあなたの出番です!

 

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