疲労は人を変える
見出しはボクの持論です。
4ヶ月の育休期間でボクが1番後悔している失敗が夜泣き対応でキレたことです。
ボクは普段ほとんどキレることがありません。
割と心が広い方だと思います。自分で言うな!!
そんな温厚なボクでも夜泣き対応はかなりキツかったっす。
具体的に何がキツいかというとズバリ睡眠不足ですね。
赤ちゃんの睡眠時間(夜)が安定するまではどの親も睡眠不足に苦しむと思います。
うちの娘は3ヶ月ごろに4時間前後、4ヶ月ごろには8時間以上寝てくれるようになりました。
8時間も寝てくれるなんて羨ましい!!なんて声が聞こえてきそうですね(笑)
でもそれまでは1〜2時間で起きて夜泣き対応していたのでしんどかったっすね~。
眠すぎて今自分が何してるのかわからなくなってました(笑)
実際に夜泣き対応するまでは
「夜眠れなくても昼寝すればいいんでしょ」
ぐらいに思ってたんですけど・・・
甘い甘い(笑)
昼は昼でやることが沢山あります。
掃除、洗濯、炊事、買い出しやその他こまごまとした家事。
これらの家事をこなしてる内に赤ちゃんは起きてきます(゚д゚)!
だから意外と昼寝できません。
嫁さんには、身体を回復させることに集中して欲しかったので、産後3ヶ月間はおっぱいを上げる以外で出来る家事育児は全てボクが担当しました。
その為に育休取ったわけですからね。
そんなボクのおかげで嫁さんは順調に回復したんだと思います!!!
・・・・・
嫁さんに見られるとビンタされそうなのでこの辺にしときます(笑)
冗談はさておき、夜泣き対応でボクがどのようにキレてしまったのか詳しく説明しますね。
1番の原因は前述したように睡眠不足です。
睡眠不足で身体的にヘロヘロになりながら家事をこなし、育児の悩みも尽きないことから心も追い込まれていました。
そして最終的に夜中に寝ずに泣き続ける娘の泣き声を聞くのがしんどくてキレてしまいました。
しんどい時間は夕方の黄昏泣きから始まります。
何をしても泣き止まない娘を必死であやしてる内に沐浴の時間になり、その後授乳をしても全く寝ません。
育児放棄をしているような罪悪感に駆られ泣き続ける娘を放っておくことも出来ませんでした。(今では放っておくことも有効な手段だと思いますが)
仕方ないので抱っこしながら夕飯を食べたりもしましたが、人の声が聴き取れないくらいギャン泣きするので嫁さんとゆっくり話すことも出来ません。
寝たと思ってベットに置いた瞬間バチンと目が開いて振り出しに戻る、なんてこともよくあります。
そしてやっと寝たと思っても1〜2時間で起きて夜泣きスタート。
夜泣き時の対応でボクの役割は
- オムツを替えること
- ゲップをさせること
- 寝かしつけること
です。
キレてしまったのは寝かしつける時です。
寝て起きてを何度か繰り返した明け方のことです。
1時間あやしても泣き続ける娘の泣き声を聞いて限界が来てしまいました。
「なんで寝ねーんだ、コイツ!!!」
と怒鳴ってしまったんです。
普段全く怒らないボクのそんな姿を見て嫁さんは泣いていました。
キレてしまったボクに気を遣ってか、声を出さずに静かに泣いていた嫁さんの姿は忘れられません。
妻は泣きながら
「このままじゃ我が家は崩壊する・・・」
と本気で思ったそうです。
赤ちゃんは何も悪くありません。
でもボクは心身ともに追い込まれて余裕がなくなっていたので
そんな当たり前のことも考えられなくなっていました。
今思えば少しだけ手を抜く余裕がボクにあればあんなことにはならなかったのかなと思います。
親が幼児を虐待してしまったというニュースをたまに見ますが、
「この親は頑張りすぎちゃったのかな」
とボクは思います。
真相はわかりませんが、大事なことは見出しにもあるように
- 疲労は人間を変えてしまう
- そして親が潰れたら子供は誰が見るの?
ということです。
これから育児をする方、現在育児真っ只中の方はどうか頑張りすぎず少しだけ手を抜く工夫をしてみて下さい。
辛いのは自分だけじゃないし、辛い時期は必ず終わります。
そしてこの先嬉しいことや楽しいことが沢山あります。
寝返りやハイハイが出来るようになって成長を実感できたり、少しずつ増えてくる笑顔に癒されたり救われたり。
難しいことかもしれませんが、いつか来る幸せを信じて、つらい時期を乗り越えましょう。