育休エンジニアblog

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ポンコツパパが育休を取って辛かったこと・・・難敵オキシトシンにボコられる。


どうも、ポンコツパパです!

 

ボクは2018年4月1日〜7月31日までの4ヶ月間育休を取りました。

 

育休を取って実感した経験を発信することで、男性がもっと育休を取りやすい世の中にならないかな〜、と思っています。

 

今回は、ボクが育休を取ったことにより生まれた問題について紹介します。

 

あくまでボク個人の経験ですのでご了承下さいm(__)m

育休を取って辛かったこととは?

それは、産後の嫁さんのストレスを一身に受け続ける、ということです。

 

男性が育休を取れば、嫁さんには感謝しかされないでしょ?!

と思う方もいるでしょう。そんなことはありません(笑)

感謝もされるけど、求められるものも多くなります。

家族をサポートするために育休を取ったので、当たり前のことですね。

 

育休を取ると、働いている時とは違って、24時間毎日、嫁さんと一緒に過ごすことになります。

我が家は共働きで、ボクも嫁さんも休みが不定期だった為、一日中、家で一緒にいることってあまりなかったんです。

ましてや4ヶ月間、常に行動を共にするなんて初めて。

そんな中、夫婦揃って育休をとって、初めての育児に四苦八苦しながら4ヶ月間を過ごしました。

 

今までとは違い、嫁さんは大好きなお酒を飲むことも出来ず、おっぱいがすぐに張って痛む為、外出して気分転換する気にもなりませんでした。

ボクも、そんな嫁さんの前でお酒を飲んだり、遊びに行くことは控えていました。

 

加えて、2時間おきの夜泣きに対応するため慢性的な睡眠不足。

物凄くストレスを溜めて、夫婦揃って心身共にジワジワと追い込まれていました。

 

そして、少しずつ消耗していくと、嫁さんのボクへの対応にも変化が出てきました

 

ずっと家にいて、外部との接触が減っていたため、溜まったストレスのはけ口がボクしかなくなっていたんです。

 

大好きな嫁さんに、どんどん嫌われていくような錯覚を感じました。

 

ボクも、心身共に追い込まれていた為、嫁さんのストレスを受け止めきれなくなっていたんです。

心にゆとりがないせいか、普段は聞き流せることも、いちいち反応していました。

 

 今思えば、仕事で外出が出来て、同僚と他愛のない話をする。

これだけでもストレスって発散されるんだなと思います。

ボクが育休を取ったことで、夫婦揃って外出しなくなり、ストレスが溜まりやすい環境になっていました。

 

女性特有のホルモン「オキシトシン」その攻撃性に気をつけよう

女性は、妊娠・出産を経て、ただでさえ消耗している上に、四六時中泣き続ける我が子の育児で、かなりストレスを溜めてしまうんです。

 

それに加えて、出産をきっかけに「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。

 

このオキシトシンには「愛情と攻撃性」を高める役割があるそうです。

我が子に対しての愛情や母性を高める役割と、それを邪魔をするものに対しての攻撃性を高める役割の2つがあります。

 

ボク達男性が気をつけなければならないのは、オキシトシンの攻撃性についてです。

我が子を守るため、夫に対してもイライラしやすくなり、言葉や態度がキツくなってしまうのです。

家事育児でグズグズしようものなら、容赦なくオキシトシンの攻撃性が発揮されますし、

配慮のない発言や行動をしようものなら、ボコボコにぶっ飛ばされると思っておきましょう(笑)

 

このイライラは女性自身でも抑えられないし、本人に自覚がないこともあります。

ボクの嫁さんにも、例外なくオキシトシンが分泌されていたようで、怒った時のパワーが出産前よりも強くなっていました。

 

そんな状況で、ちょいちょいポンコツを発動させるボク。

皿割ったり

料理焦がしたり

娘のウンチ爆発させたり

皿割ったり(またやっちまった・・・)

 

オキシトシンの破壊力を、身をもって味わいました(-_-;)

事前の準備でお互いのストレスを最小限に抑えよう

男性が育休を取ると、毎日嫁さんのストレスを一身に受け、かつ少しでもヘマをするとオキシトシンの餌食になります。

男性のみなさん、ビビッてきましたか?(笑)

気持ちを強く持ってください(`_´)ゞ

 

嫁さんがイライラすることは、ホルモンのせいで仕方のないことなので、

何でイライラするんだよ!

俺に当たるなよ!

なんてことは思わないで下さい。

そんなことを考える前に、イライラする原因を少しでも失くす努力をしましょう。

 

そして、自分も適度にストレスを発散して、お互いに溜め込まないようにしましょう。

 

我が家では、産後3ヶ月間は、嫁さんの体力回復に専念してもらうため、おっぱいをあげる以外の家事育児は全てボクが担当しました。

家事育児を頑張りすぎたせいか、ボクも気付かないうちに、ストレスを溜め込んでいたんです。

 

イライラしてる嫁さんに色々と指摘され、自分のポンコツさ加減に、ボク自身もイライラ(;一_一)

まさに負のサイクルに突入していました。

 

こんな状況に陥らないように、乗り切るポイントとして

  • 産後の嫁さんのイライラは<オキシトシン>というホルモンが原因
  • イライラは女性自身にも抑えられない
  •  あなたのことが嫌いで怒っているわけではない
  • 家事育児を完璧にこなしてサポートしてあげれば、少しイライラを抑えられる
  • 自分もストレスを溜め込まないようにする

以上のことに注意して乗り切りましょう。

 

でもポンコツなボクが、働きながら夜泣き対応なんかしていたら、仕事に支障出まくりです(~_~;)

 

働きながらでも完璧に家事育児をこなして、嫁さんをサポートできるよ!って方はいいんです。

でも大抵の人は、働きながらだとどうしても嫁さん任せになってしまうと思うんです。

 

だからボクは育休を取って良かったと思うし、男性が育休を取る意義って凄く大きいものだと思います。

男性が育休を取る理由についてはこちらをご覧下さい。
https://piero1018.com/reason
 

ボクも育休中は、家事育児をがっつりこなして嫁さんをサポート出来ていましたが、復職してからは嫁さん任せになっていることが多いです(´;ω;`)ウゥゥ

 

ただし育休を取るからには、家事スキルを出来る限り高めておいてください!!!

育休取れない人も、家事スキルを高めてサポートしてあげましょう

育休取ったはいいものの、料理や掃除も出来ないんじゃかえって邪魔者扱いされます(-ω-)/

それこそオキシトシンの餌食となってしまいますね(笑)

 

手際よく料理を作ったり、洗濯の仕方、物の定位置を確認したり、名もなき家事など、家事を一通り身に付けておくことは、オキシトシンの攻撃から身を守ることができますd( ̄  ̄) 

しつこいようですが、出来る限り嫁さんがイライラする原因を無くしておきましょう

 

育児スキルは赤ちゃんが生まれてから、嫁さんと一緒に磨いていきましょう。

訳もわからず泣き続けたり

おっぱいやミルクをなかなか飲んでくれなかったり

飲ませてもすぐ吐き戻したり

夜中でも2時間起きに起きてきたり

赤ちゃんの様子を見ながら、嫁さん任せにせず、一緒に最善の方法を模索していきましょう。

それでも嫁さんのストレスを抑えられないときは・・・

自分にできることは全てやった!!家事育児は完璧にこなしてる!

 

でもオキシトシン全開の嫁さんのストレスを抑えられない(´;ω;`)ウゥゥ

となったときは、
黙ってサンドバックに徹してください・・・

 

反論せず、ひたすら嫁さんの怒りを受け止めてください( ̄^ ̄)ゞ

 

あなたの大切な嫁さんは、妊娠・出産という大仕事をしてくれた結果、一時的に心のバランスが崩れているだけなのです。

ストレスを溜め込みすぎたせいで、嫁さんが産後うつになったりすることを考えたら、サンドバック係なんてお安い御用じゃないですか?

 

ただし、良質なサンドバック(笑)になるには時間的、体力的な余裕が必要になってきます。

 

もしボクが育休を取らずにいたら、嫁さんのイライラを受け止めきれなかったかもしれません。

 

頑張って育休を取って、良質なサンドバックを目指しましょう!

(笑)

 

でも出世が怖くて育休を取れない!という方はこちらをご覧下さい

https://piero1018.com/career-advancement

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